「しせいカメラ」は、子どもが遊びながら姿勢を改善したり、体幹を鍛えることを目的としたゲーム環境です。専用の機器本体とカメラがセットになっており、テレビなどの表示機器に接続して動作します。
しせいカメラは、カメラに映った子ども達を、画像解析AIが解析し、手や足、肩などの骨格位置を検出します。検出した骨格位置から子どもの状態、例えば正中線が真っ直ぐかどうかや、片足立ちが持続できているかどうかを認識します。認識した結果を表示して、ゲームアプリとして遊ぶことができます。4才頃から遊ぶことが可能ですが、ゲームの難易度を選択できますので、小学生や大人も遊ぶことができます。
お知らせ
・ご購入はページ最下部を参照ください。
・製品マニュアル v1.0 (PDFファイル) をダウンロード可能です。
・まいどなニュース(神戸新聞)様に取り上げていただきました。
・試用いただいたご感想、製品仕様、使用規約も参照ください。
・本製品は、購入後も無料でソフトウェアの更新を行うことが可能です。更新のための、アプリの改善案や新しいアプリのアイデアをお待ちしております。
・現在、新しいソフトウェアはありません。(現在のバージョン ver 1.05.03)
・お問い合わせ先: funchild@acculus.jp
「しせいカメラ」の目的
• 遊びながら、背骨(正中線)をまっすぐにすることを意識します。
• 全身を動かして体幹を鍛え、子どもの成長を促します。
• ジャンプできない子どものために、遊びながら練習できるようにします。
•「片足立ち」できる時間などの、成長の過程を数値測定することで、子どもの成長を見える化します。成長記録にも使用できます。
• 保育士さんなどの、子どもに関わる大人にも、楽しく役立つツールを目指します。
子ども園での様子
ゲームアプリ紹介
くだものをとっチャオ!
姿勢をまっすぐにすると果物キャッチ。
頭の上のカゴを果物に近づけると、果物をカゴに載せることができます。
そのまま背筋をピンとまっすぐにしていると、果物をゲット!
姿勢が斜めだと、果物は落ちます。
爆弾からは逃げて。
かたあしでたっチャオ!
片足立ちの時間を計測。
何秒維持できるか、カウントします。
両腕はまっすぐ水平に。
片足は、後ろではなく斜め前に上げると認識されやすいです。
このアプリを終了するには、本体側面の RESETボタンを押してください。
いせいじんとたたかっチャオ!
大変だ。宇宙人が攻めてきた。
姿勢をまっすぐにしているときのみ、ミサイルを発射できます。
2人で遊んで、近くで並ぶと..?
体の正中線をまっすぐに維持したまま、横に移動することは重要です。
うんちをとびこえチャオ!
ジャンプの練習。
自分の横にネコが現れます。
自分がジャンプすると、ネコもジャンプ。
左から流れてくるうんちをタイミング良くジャンプして避けて、うんちからネコを守ろう。
ふうせんをあつめチャオ!
全身を動かして体幹を鍛えます。
両手両足に付いた輪っかを、
現れる風船に近づけると、風船をゲット!
みこしをかついヂャオ!
2人専用です。協力が必要。
2人が近くにいると、真ん中にみこしが現れます。みこしにはパンダが乗っていて、2人が離れたり、姿勢が悪いと、パンダは落ちてしまいます。
上からボールが落ちてくるので、パンダをボールに近づけると、パンダはボールを跳ね返します。
たくさんボールを跳ね返そう。
2人が同時に仲良く横に動く必要があります。
プレイ動画(プレイリスト)
試用いただいたご感想
兵庫県 子ども園様より
・遊びながら、効果が目に見えて、おもしろい!
・ゲームの切り替え(体の向きを変える)が少し難しかったですが、何回かしているうちに子どもたちだけでもできるようになりました。
・果物キャッチゲームがわかりやすくて、人気でした。
・アプリゲームを楽しむことが姿勢につながっていくという発想に「すごい!!」と思いました。楽しみながら、大人の「手を伸ばして!」「背筋伸ばして!」の声かけに反応できる子、ただただゲームを楽しむ子に分かれていましたが、子ども自身が大人の声かけがなくても姿勢を意識してゲームを楽しむことができるようになると効果は大きいだろうと思いました。楽しみながら姿勢を意識できたことはとても良かったと思います。
普段集中しにくい子どももアプリゲームということで、集中できていたので、今の時代、生活の中にアプリゲームが定着しているのだなぁと改めて感じました。
大阪府 幼稚園教諭様より
保育を通して、子どもの姿勢がよくなることに関しての研究を進めてきて
6年目になります。
その中で、いろいろな運動器具を使用(スラックライン、SuiSuiボード、一脚椅子など)したり、
遊びを通して体幹に働きかける取組を行ってきました。
その中で、もちろん子どもが楽しんで行うことが継続につながり、
継続することで、体幹維持が習慣になると確信しています。
そういった思いの中で、「しせいカメラ」とであって、今までとは違う世界に興味深く
子どもにも紹介していきました。
今時の子どもは、タブレットの普及などにより、
動画やゲームには、他のものよりも強く興味を持ちます。
「しせいカメラ」を子どもたちに紹介した時も、とても食いつきが良かったです。
そして、ゲームの紹介をして、こんな楽しいゲームもあり、こんなのもあるよ」と
一つ一つを見せていく中で、「やりたーい!」という声がたくさん出ました。
まずは姿勢保持力の測定をしてから・・という説明ののち、片足立ちの測定を
4歳、5歳と進めていきました。
画面を見ながら、自分の姿を確認し、できるだけ頑張ろうという気持ちも
それぞれが持てたようですが、あっという間にあげていた方の足を床についてしまう子どもも多くいました。
果物キャッチのゲームや、うんこミサイルのゲームでは
画面を見て、「やったー!」と喜んでは、「もう一回!」と
繰り返しやりたい、何度もやって得点アップしたいという気持ちが
直接子どもの言葉から聞かれました。
ゲームの種類もいくつかあるので、このゲームを繰り返し実施することで
たくさんの効果があると感じました。
・体を使って立姿勢で実施するゲーム
・自身の姿を意識しながら、ゲーム内の得点とつなげてさらに意欲が増す
・画像を目で意識して追っていくことが要求されるので、ビジョントレーニング効果がある
・画像と自身の動きをうまく調整することで、運動協調の効果がある
・カメラによる姿勢チェックの働きで、まっすぐ立つことが自然に身につく
・楽しいという子どもの感情により、立位姿勢の持続時間に好影響
・姿勢への意識が、ゲームの得点につながるという理解が、日常生活でも意識されることで「いい姿勢」の習慣化になる
製品仕様
製品名称 | しせいカメラ |
対象年齢 |
4才頃〜 (難易度を選択でき、小学生や大人も遊べます。) |
遊ぶ場所の範囲 | カメラ前、幅 3 m、奥行き 3 m 程度 |
遊ぶ人数 | 1人または2人ずつ、を推奨 (画面内の人全て認識はします。) |
梱包物 | ・製品本体(マイクロSDカード1枚を内蔵)1個 ・カメラ 1個 ・AC電源アダプター 1個 ・HDMIケーブル 1本 ・製品本体の底面に貼るゴム足 4個 ・ユーザーズマニュアル 1冊 ・納品書 1枚 |
ソフトウェア更新 | 販売後に当社からリリースするソフトウェアのアップデートを反映するには、マイクロSDカードを読み書き可能な、Windowsパソコンが必要となります。 |
本体外形寸法 | 約 (W) 134 x (D) 86 x (H) 45 mm (ファン,ボタンを含む) |
本体質量 | 約 410 g |
電源(ACアダプター) | 定格入力電圧100V~240V,入力周波数50/60Hz, PSE適合 |
映像出力 |
HDMI(DisplayPort
端子もありますが非推奨) VGA端子(D-Sub15ピン)等の他種類端子とは、HDMI変換器を介して接続可でありますが、動作非保証となります。 |
音声 | 本製品は音声を入出力しません。 |
使用規約、免責事項
使用規約 |
本製品の使用者は、以下の規約に同意いただいたものとみなします。なお使用者とは、本製品の購入者だけではなく、本製品の全てまたは一部を所有、使用する人を指します。
(1)使用者は、本製品に組み込まれたゲームアプリケーションを遊ぶためだけに、本製品を使用することができます。 (2)使用者が、本製品に付属するマイクロSDカードの内容を、閲覧・解析・改ざんしたり、(1)以外の用途に使用することは禁止です。ただし使用者が本製品のソフトウェア更新を行う時のみ、株式会社Acculusから指定する手段に従って更新を行うことは許可されます。 (3)使用者は、 NVIDIA Jetpack End-User License Agreement ( https://docs.nvidia.com/jetson/jetpack/eula/ ) に同意いただいたものとみなします。 (4)使用者は、以下の免責事項に同意します。 |
免責事項 |
・本製品は、使えば必ず姿勢が良くなることを保証するものではありません。また、3次元的に精密な姿勢を計測するものではありません。 ・本製品使用時は、使用者が周囲の物にぶつからないようにする、使用者同士がぶつからないようにする、など十分注意してご使用ください。不慮の事故、乱用などに関して当社はその責任を負いかねます。 ・本製品使用時、製品本体に触れると多少熱く感じられることがあります。注意してご使用ください。 ・本製品本体に付いているファン(送風機)は、触れても人の害になるものではございませんが、触れないようにご使用ください。 |
撮影した 映像の扱い | 本製品は、カメラで撮影する画像や映像を、本製品内に保存したり、インターネットを介して外部に送信することは、ありません。 |
ゲーム中で使用している画像素材
本製品の中では、以下のサイト様の画像素材を使用させていただいております。(順不同)
いらすとや | https://www.irasutoya.com/ |
Frame illust | https://frame-illust.com/ |
落書きアイコン | https://rakugakiicon.com/ |
イラストイメージ | https://illustimage.com/ |
ねこ画伯こはくちゃん | https://kohacu.com/ |
イラストレイン | https://illustrain.com/ |
パブリックドメインQ | https://publicdomainq.net/ |
オイデ43.com | http://oide43.com/ |
使用ソフトウェア, オープンソース
NVIDIA Jetpack SDK | https://docs.nvidia.com/jetson/jetpack/eula/ |
OpenCV | https://github.com/opencv/opencv/blob/master/LICENSE |
販売ストア
先行開発品を数十台、24,000円(税込, 送料別)で販売いたします。
現在、プレゼント用袋に入れてお届けしております。
ご注意事項(重要)
・一般の方、園や学校、企業の方もご購入可能ですが、子どもが遊ぶ目的でのご購入に限ります。技術解析等の用途はご遠慮下さい。
・先行開発品のため安価ですが、今後価格改定の可能性があります。
・購入者の方は、ご意見やご感想の当社への送信、またはSNS等への投稿をお願いいたします。(ハッシュタグ #しせいカメラ)
・使用規約、免責事項をよくご確認ください。
・事前にメールでご相談いただいていれば、お客様への到着後3日以内で、お客様による本製品の破損が無い限り、返品を受け付けることを検討します。ただし往復の送料はご負担いただきます。
・それ以降は返品不可ですが、故障等発生時は可能な限りの対応をいたします。先行開発品であることはご了承ください。
開発・販売企業について
株式会社Acculus (アキュラス)は、2018年に創業した、神奈川県鎌倉市の企業です。画像処理技術を研究開発する技術会社ですが、最先端技術を実利用して世の中の役に立つことを目標にしています。
「しせいカメラ」のお問い合わせ先: funchild@acculus.jp